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ビタミンCは、とてもなじみのある栄養素ですよね。
人間の医療では、高濃度ビタミンCの点滴療法も増え
免疫強化・アンチエイジング・アレルギー・関節・がん治療など
とても幅広く取り入れられてきています。
特に人間のがん治療には、体に負担の少ない治療として
注目されて研究もどんどん進んでいます。
私たち人間は、ビタミンCを体で作る事が出来ませんから
充分な量を常に摂りいれなきゃいけない!
そうする事で、免疫を強化し、様々な病気や過剰な老化、
体調不良を防ぐことにつながるといわれます。
犬や猫は・・・
肝臓でぶどう糖などを
原料にして
ビタミンCを生成して
蓄積しています。
猫たちは腸でも
ビタミンCを作ってるとか・・・
すごいですね。
自分たちの体の中で
作って蓄える事が
出来ちゃう。 |
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という事は・・・・
私たち人間ほどビタミンCを摂りいれる必要性は高くないのでしょうか。
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ココから先は、犬のお話です。
猫たちは、少し違いもあるのでまた別の機会に・・・・。
ビタミンCに関しては未だ色々な意見があります。
確定的な結論は出ていないのが現実です。
『体で作っているからあえて摂取しなくても良い』とか
『作っていても足りていないから、摂取した方が良い』とか
オリーブは、後者の意見です。
大切なのは、『作っている』か『作っていない』かではなく
『足りている』か『足りていない』かだと思います。
実際に足りないなら補わなければならない訳で
でも・・・犬達の歴史に果物や野菜を好んで食べてきた事実は無い。
という事は、体内で作る分で賄えているのか??
いえいえ、それは少し違います。
肉食の動物は、ビタミンを獲物の内臓からたっぷり補給していたのです。
内臓にはビタミンやミネラルの栄養が豊富なんです。
特に肝臓にはビタミンCが多いんです。
総合栄養食のドッグフードには、ビタミンCが添加されているものもありますが、
でも、栄養基準とされることの多いAAFCOの項目にビタミンCは確か・・・無い。
原材料に表記されていても実際のところ質や量は定かではないのです。
それに、フレッシュな内臓から摂取するビタミンCと比べたら、
フードに添加されているビタミンCは、
吸収や機能性としては、随分と劣るのではないかと・・・。
犬達を取り巻く現代の環境や人との生活などの面から考えても
大昔以上にビタミンCは必要なはず。
しかし、総合栄養食からは十分な摂取が出来ていないとしたら
不足分のつけは、いつか犬達が体で現す事になります。
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ビタミンCも他の栄養素と同様に、体に必要なものである以上
足りていなければ、どこかしこに不都合がでるはずです。
特に犬達に多い疾患には、ビタミンCの不足が関与しているように思えるのです。
股関節・膝蓋骨・椎間板・脊髄などの
骨・関節・軟骨のトラブル
アレルギー・アトピー・花粉症などの
皮膚トラブル
副腎や脳下垂体などが関わる
ホルモントラブル
患う子が増え続けている腫瘍・・・
まだまだ他にもいっぱいあるけど・・・
これらの本来の正常な働きには、
ビタミンCが関わっています。 |
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本当は足りていないんじゃないかなって。 |

だから作っていても足りていなければ足してあげないと
まずいんじゃないかと思うわけです。
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それに・・・・
ビタミンCを生成してくれる肝臓に
病気を抱えていたり、
機能が弱くなっている時や、
原料のグルコースが
肝臓にキープできていなかったりすれば
生成の量は、少なくなって不思議じゃない・・・ |
シニア世代になれば
ビタミンCの生成量は格段に
減っていたり少なくなるはず・・・
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ビタミンCは、体のあらゆるところで働き、体内のほとんどの代謝に関わっているから
体の中での働きが書ききれないくらいあるんです。
なので、少しだけ・・・・
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ビタミンCは、
骨の生成・コラーゲン生成に
必須成分という事は |
足りなくなると
⇒⇒⇒ |
骨・関節・軟骨のトラブルの
リスクが高くなりがち
皮膚のトラブルも治りにくい事に |
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ビタミンCの持つヒスタミンを
抑制してくれているという働きは |
足りなくなると
⇒⇒⇒ |
アレルギー・アトピー反応が
出やすく治りにくくなりがち |
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副腎・脳下垂体はビタミンCを
大量に使ってストレスに対応してくれているという事は、 |
足りなくなると
⇒⇒⇒ |
ストレス軽減がうまくいかな
かったり、副腎や脳下垂体に
負担がかかりがち |
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ビタミンCは体内で抗酸化の
作用をしてくれるという事は、 |
足りなくなると
⇒⇒⇒ |
細胞が傷ついて、病気や
老化、がんにつながりやすい |
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ビタミンCと体の関係は当然これだけではありません。
膀胱・呼吸器・膵臓などの臓器にも
肥満や中性脂肪にだって・・・・。
もし、現代の犬達の体に十分なビタミンCがキープされていれば
防げるものも酷くならないものもあるように思えてならないのです。
そして、現実としてこのようなトラブルを発症した体に
ビタミンCを摂り入れていくと良好な方向へ繋がる事が多いのです。
〜 参考までに・・・人間の体内ビタミンC濃度ベスト6 〜 |
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濃度が高いほど、ビタミンCの必要性が高いって事だよね。 |
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ビタミンCも考えてみて欲しい。
関節・軟骨・椎間板にトラブルが
起きている時 |
⇒ |
抗炎症作用と痛み軽減作用・軟骨や骨の成分でもあるコラーゲン生成で役立つよ。 |
アトピーやアレルギーなどで
皮膚炎が起きている時 |
⇒ |
抗炎症作用とヒスタミン作用。それに皮膚に欠かせないコラーゲン生成で皮膚の再生にも役立つよ。 |
ストレスがかかっている時 |
⇒ |
ストレス軽減ホルモンを出す脳下垂体と副腎で
急激に消費されるビタミンCを補います。 |
肥満・中性脂肪が高い |
⇒ |
糖代謝促進・脂肪燃焼に欠かせないカルニチンの
生成を促進と中性脂肪低減作用で役立つよ。 |
運動量が多い |
⇒ |
運動で大量消費するタミンCを補います。 |
虚弱体質・免疫力低下 |
⇒ |
白血球の機能を助け免疫機能増強に役立ちます。 |
*サプリメントのご使用に関してはオリーブへ直接お問合せ下さい。
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犬の体内でのビタミンCの合成量は、明確ではっきりとしたデータはまだありません。
研究は行われているみたいだけど、出てきている数値は色々。
だから、ここで自信をもってお知らせできる数値は残念ながらありません。
ただ、複数の数値から共通している点は2つあって・・・・
1つ目は、体の大きさと合成量は比例していないのかもという事。
どうやら、小型犬でも大型犬でも1日に合成できる量に大差はないみたい。
2つ目は、必要と考えられる量が、合成されているとされる量の
10倍〜30倍だという事。
どうやら全く足りていないみたい。
合成量と必要量の差が大きい中型犬や大型犬では、
常に不足ということになっちゃってるわけ。
それに運動量が多かったり、ストレスの多い子も、
補わないとまったく足りない状態。

今までいろんな病気を抱えた犬達をみてきて・・・・
ビタミンCを補ったコンディションの変化を見てきて・・・
やっぱり普段から摂取しておいて損は無いし、
体を十分にサポートしてくれると思っています。
お奨めのアイテムは下記を参考にしてみて下さいね。
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