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犬も猫も人も生きていれば体のコンディションが崩れる事も
病気になる事もあります。
でも、同様に自分の力で元に戻ろうとする力も備えています。
はずなのですが・・・
私たち人間は、日常の忙しさで
ついついジャンクな食事で賄ったり
目の前の不安解消の為に
安易にお薬を飲んだり・・・
大切にしなければならないものを後回しにしてる事ありませんか。
もっと自分の体や
犬猫の生きる力を信じてみてもいいんじゃないか・・・と
思う場面に出会う事も多くなりました。
人にも犬猫にも備わっている自然治癒について考えてみました。 |
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自然治癒力 |
私達人はもちろん犬猫にも備わっている治る力の事。
自然治癒では切っても切り離せないのが
『ホメオスタシス』・・・生体恒常性維持機能という概念です。
つまり、体を一定の状態に保ってくれる機能の事。
例えば・・・
体温、暑い日は汗を流し、 |
寒い日はブルブルしたり |
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健康なら体温は気温に大きく振り回されません。
この一定に保つ力や正しい状態に戻ろうとする力は
体を守る力・修復する力・再生する力とともに成り立っています。
振り子は、どんなに揺れ動いても引力で必ず元の位置に戻ります。 |
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例えば、
風邪から元に戻ろうとする時、発熱や鼻水という免疫作用が起きます。
この時・・・・
免疫作用で回復 |
お薬で症状を止める |
発熱や鼻水という免疫作用は
元に戻ろうとする力です |
免疫作用を止め元に戻ろうと
する力を作動させない事。 |
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体に備わった自然治癒力で
頑張って治ると
病気の前より
免疫力はパワーアップ! |
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不快な症状を抑えても
体自体を戻したわけではないので
病気を引き起こす体質のまま。
繰り返せば、免疫力はダウンして
さらに繰り返す事に・・・。
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たぶん体は間違いを起こさないんだと思います。
それは、体に起こる不快な症状は、
常に正しい位置へ戻そうとしている証拠だからです。 |
ヒポクラテスの思い |
古代ギリシャの医聖ヒポクラテスは、こんな言葉を残している。
「人は生まれながらに自らの中に100人の名医をもっている。」
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紀元前460年とか遙か昔のお話・・・
ヒポクラテスは、
そういう目に見えないものや形の無いものにとらわれず、
臨床を重んじる医学への道を切り開いた医師だったとか。
ヒポクラテスの功績は後の西洋医学に大きく影響を与え、
医学界では、『医学の父』とか、『医聖』と言われています。
そして・・・こんな言葉も・・・・ |
「医師の役割は、100人の名医の手助けに過ぎない。」 |
100人の名医 |
犬も猫も人間も目に見えないたくさんの力を備えて、
100人の名医を見方につけて生まれてきていると思います。
だから、本当はそんなに弱い生き物じゃないはず。
でも、大切にされない体からは100人の名医達はきっといなくなってしまう。
献身的に当たり前にずっと居てくれる事は無い。
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私達が大切にしなければならない事は・・・・
良く効く薬を探す事でも
検査をこまめに受け続ける事でもなくって
100人の名医があきれてしまわないように、
いざという時に働きやすいように・・・
力になってもらえるように・・・
100人の名医が逃げ出さない体を作る事
そんなふうに思います。 |
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犬も猫も同じ |
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犬猫たちも、100人の名医と一緒に
この世に生を受けてきたはず。
私達と大きく違うのは、
犬猫達本人ではどうにもならないという事。
100人の名医が力を貸してくれる体を作るかどうかは、
犬猫達ではなくて、
家族である私達にかかっているのです。
私たちと同じ命を預かるのですから大きな責任です。
犬猫達と一緒に生きるって事は、そういう事だと思っています。
家族として大切に丁寧に育て守る事が出来たら・・・
そう思います。 |
英国オックスフォード大学医学部の教授は、
『薬を飲む習性は、人類最大の欠点である』と・・・
そして
『薬を飲む行為は、野生動物にも劣る行為である』と・・・
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